ビワの葉 自然療法 のいろいろ

・はじめに

私が乳癌になって1番はじめに行った自然療法が、ビワの葉コンニャク温湿布でした。

はじめはビワの葉も通販で購入しましたが、結構高いんですよね。

そのうち近所で分けてもらったり、自分で食べたビワの種を植えたり、苗木を買って育てたりしました。

ビワの木って凄い生命力でどんどん育つんですよ!

お家にビワの木が1本あれば家族のお手当にも使えますしとっても便利だと思いますよ!

昔から伝わって来たビワの葉療法が、今また見直されています。 自宅で気軽にできますので、その方法をいくつかご紹介します。

枇杷の葉の画像

・ビワの生葉療法

ビワの葉療法は身体にビワを貼ったり、身体に当てたビワ葉の上から温灸をしたり、ビワ葉から作ったビワエキスを身体に塗るなど、ビワの葉を上手に利用する療法で、色々な種類があります。

この療法は歴史の古い療法で、早くから医学が発達していた古代のインドや、中国でも利用されていました。

我が国にビワの葉療法が伝えられたのも千年以上も前のことで、当初は国の医療施設でもこの療法が行われていました。

代替療法を行なっている一部の病院やクリニックでも、治療メニューの一つとしてビワの葉温灸を取り入れるようになっています。

アメリカやヨーロッパにおいては、西洋医学(現代医学)だけでは治せない病気に、代替医療を併用する人が増えています。

・なぜビワが良いのでしょうか

ビワの葉の成分としては、ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、澱粉、デキストリン、酒石酸(しゅせきさん)、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあります。

1950年、米国サンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレブス博士はアンズの種子(杏仁)からアミグダリンを抽出し結晶化して「レートリル」と名付け、癌の治療に使用しました。

この療法は「ビタミンB17療法」あるいは「レートリル療法」と呼ばれています。

クレブス博士は、食生活の偏りによるアミグダリンの欠如が、代謝活動に異常をもたらし、これが免疫力や抗菌力低下へのつながり、ガンだけではなく、心臓病・糖尿病など成人病の原因になると指摘しています。

アミグダリン(B17)を多く含むものとしては、アンズの種、ビワの種、ビワの葉、ウメの種、アーモンド、アルファルファ、プルーン、たけのこ、玄米、大豆、蕎麦、ごまなどがあります。

長寿国フンザ王国の人々がアンズの種を大切にしていたことは広く知られているところです。

ビワの葉にはアミグダリンが20ppm含まれています。

ビワの葉療法のいろいろ

:痛みや外傷のある場合に

●ビワ生葉の湿布(患部に直接貼る方法)

この療法はビワの生葉を直接身体に貼るもので、古くから行われてきたもっとも素朴で手軽な方法です。

身体に貼る枚数は、症状や患部の面積に応じて増やしてください。

通常、ビワの葉温灸の場合、若葉を避けますが、この場合は若葉でもかまいません。

むしろ、若葉の方か湿気があって柔らかいので、お子様にはこの方が良いでしょう。

皮膚の弱い方は馬油かごま油のような良質の油を皮膚に塗るか、よもぎの青汁を塗り、その上にびわ葉を貼るようにすると良いでしょう。

①ビワの葉をタワシで洗って水気をよくふき取る。

②固い柄と葉の端を切り、ビワの葉より一回り大きい油紙を葉の裏側に当ててテープで止める。

③ビワの葉の光沢のある表面に皮膚を当てる。

④その上から三角巾、あるいは包帯で固定する。

●ビワの葉マッサージ

<ビワの葉をあぶって直接患部にすり込む方法>

①ビワの葉2枚を用意します。 葉のツルツルした光沢のある表面を火にあて、焦げないように注意してあぶります。

②あぶった葉の光沢のある面をあわせ、10回くらいこすり合わせます。

③葉を1枚ずつ手に持ち、熱いうちに直接皮膚につけ、押し揉むようにマッサージします。

まず、葉をへその下あたりにあて、十回ほど推し揉みます。 場所を移動して、お腹全体を6~7分かけてマッサージしましょう。

へその下とみぞおちは念入りにすると良いです。

冷めたら、再びあぶって同じように繰り返し、葉の色が変わるまで行います。

*期待できる効果

古来より万病に効くといわれたビワ葉、その代表的な成分がアミグダリンです。 ビワ葉を温めることでその効果が増します。

●ビワの葉こんにゃく温湿布

昔から、コンニャクは「腸の砂おろし」といわれるように、腸の毒素や不要物を取り除く働きがあるので、身体の手当に使うと体内の毒素を吸い出してくれます。

①緑が濃いビワの葉数枚と、コンニャク3丁を用意します。

②コンニャクは10分程煮て、芯まで熱くします。

③コンニャクを鍋から取り出してそれぞれタオル2~4枚に包みます。

④次にビワ生葉の光沢がある表面を直に身体にあて、そ上にタオルに包んだコンニャクを置きます。 30分くらいそのままにしておきます。(老人子供は半分の時間)

⑤20~30分くらい温めたら、ビワ葉とコンニャクを取り外し最後に冷たいタオルでふき取ります。

*コンニャク温湿布を当てる場所は、肝臓と腎臓と丹田。

肝臓は、からだに入ってきたものを浄化して綺麗にする作用を持っています。

腎臓も、血液を浄化する大切な臓器。

丹田はおなかに力を入れる時に使いますから。腸を綺麗に保って免疫力を高めるために大切な部位です。

*この3箇所を温めて機能を高めるのと同時に気をつけなければいけないのは、脾臓を冷やすこと。脾臓は免疫にとって大切な臓器ですが、熱を持ちやすいので逆に冷やしましょう。

*コンニャクは水分があるのでビワ葉に湿り気を与え、葉の作用が体内の奥深くまで浸透していきます。 コンニャクの特殊な酵素の働きもそれを強めてくれ、複合作用で効果倍増です。

*コンニャクは少しづつ水分が出て小さくなりますが、水の入った容器に入れて冷蔵庫で保管すれば1ヶ月は繰り返し使えるので経済的でもあります。

●ビワの葉のお風呂

ビワの葉をよく洗い、幅2~3センチに刻み、木綿の袋に入れお風呂に入れてください。 追い炊きのできないお風呂の場合は、ヤカンであらかじめ、煮出し汁をつくって、お風呂へ入れてください。

肌がすべすべになり、アトピーなどの皮膚病や皮膚トラブルの人に良いとされています。

●ビワエキスの作り方

①ビワの生葉150g位をよく洗い、水気がなくなるまで干してください (葉の裏の毛を歯ブラシなどで、よくこすりとってください)

②乾燥した葉を刻み、広口ビンに入れて、ホワイトリカー(35度)1.8ℓにつけ込みます。

③冷暗所にて4~6ヶ月寝かせてください。

④使用前に濾してからお使いください。

*ホワイトリカー、ビワ葉以外は使用していません。

*飲用ではありませんので、温湿布等の外用としてご使用ください。

*刺激が強い時は薄めてご使用ください。

●ビワエキス温湿布

①タオルを2枚用意する。

②金属の洗面器に湯を沸かし、1枚のタオルを湯に浸す。

③タオルを硬くしぼる。

④しぼったタオルにビワエキスをふりかけてしみ込ませる。

⑤患部にタオルを当てて油紙をかぶせ、タオルケットをかけて保温する。

⑥タオルが冷えて来たら、もう1枚のタオルを同様に交換する。

●ビワエキスを塗る、当てる

①ビワエキスをガーゼに含ませる。

②ビワエキスを含ませたガーゼを患部に直接塗る。あるいは、そのガーゼを当てて油紙で包んで包帯をする。

●歯痛、口内炎、歯槽膿漏の痛みに

ビワエキスを口に含んでください

●喉の痛みに

ビワエキスを薄めてうがいをしてください

●その他、患部の痛みや炎症に

蒸しタオルにビワエキスをつけて患部にあて、上からタオルケットをかけ保温してください

●ビワ葉の保存方法

ビワは常緑樹なので、一年中どの季節でも葉を採取することができます。 緑が濃く、肉厚のものを選ぶのがコツです。 冷蔵庫の野菜室に入れておけば、2~3週間は保存可能です。

①揃えて束ね(洗わない) ポリエチレンの袋に入れ空気を抜き輪ゴムでとめる。

②新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室へ入れて保存する。

●ビワの種子の焼酎漬け

(ビワの種子にはアミグダリンがたくさん含まれています。自然療法研究家の東城百合子先生によれば、ビワの種にはビワの葉の1200~1300倍のアミグダリンが含まれているそうです)

①ビワの種子300gに対し、玄米焼酎0.7ℓを用意する。

②種に切れ目をつけ、広口ビンに入れ、玄米焼酎に漬け込む。

③1年程寝かしたものを、毎日オチョコ半杯を水で3~4倍に薄めて飲む。

*玄米焼酎に1ヶ月程で茶色のエキスが出来ます。この状態でも飲めますが、少し寝かせた方が良いので、1年程してから飲むようにします。 甘みが欲しければ、良質のはちみつを入れると良いでしょう。

*飲む量を増やすと効きすぎてのぼせることもあるので、身体の反応を見ながら量を調節してください。

ガーゼにつけて、外用薬として使うこともできます。

参考文献 「ビワの葉自然療法」

望月研 著

・ビワ関連書籍

ビワの葉自然療法 著者 望月 研 (東城百合子修)

ビワ葉に含まれる成分が明らかになり健康維持に見直されている。最も強力なビワの葉温灸の進め方と工夫を詳しく紹介。併用すると効果的な方法も詳しく解説。

ビワの葉温灸ツボ健康法 著者 神谷 富雄

この本は、ビワの葉を解説するとともに、ビワの葉温灸をわかりやすく紹介した実用書です。ビワの葉温灸基本のツボをイラストと図でやさしく解説しています。

科目別に約60種類の例をとりあげ、効果的なツボと上手なビワの葉温灸の仕方を、イラストと解説でわかりやすく説明しています。

■手当て関連書籍

家庭でできる自然療法  著者 東城百合子

治病食調理法、治病食の作り方、手当法、ビワ葉温灸、体操(ヨガ他)、気持ちの持ち方、各症状別の手当法、自然療法実践者の体験談など、食事に関すること、手当に関すること、病気、健康に関するあらゆる情報がこの本に凝縮されています。健康を勝ち取るためのお薦めの1冊です。

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